熱破壊式レーザーと蓄熱式レーザーの違いを解説!

『医療脱毛で使われる熱破壊式レーザーと蓄熱式レーザーの違いがわからない』

というお悩みを抱えていませんか?

そこで、この記事では「熱破壊式レーザーと蓄熱式レーザーの違い」をわかりやすく解説していきます。

2種類の違いを理解しておくとご自身の希望に沿った脱毛を行うことができますので、是非最後までご覧ください。

◯熱破壊式レーザーとは?

熱破壊式レーザーとは、毛を作り出す細胞である『毛母細胞』と毛母細胞に栄養を受け渡す『毛乳頭』をターゲットにした脱毛方法です。毛母細胞や毛乳頭は毛の最も深い位置にあります。したがって、レーザーを毛の深い位置まで届かせるために高出力のレーザーをワンショットずつ照射する必要があります。

熱破壊式の脱毛機に用いられるレーザーは、以下の3種類です。

・アレキサンドライトレーザー

・ダイオードレーザー

・YAGレーザー

〈熱破壊式レーザーの効果〉

・脱毛効果が実感しやすい

・短期間で永久脱毛ができる

先述のとおり、熱破壊式レーザーは毛根の発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)を破壊するため、脱毛効果を実感しやすい方法です。また、蓄熱式レーザーと比べて短期間で永久脱毛ができるので、何度も通院する必要はありません。

熱破壊式レーザーでは施術後約1週間~2週間ほどで毛が抜け始めるでしょう。

〈熱破壊式レーザーのデメリット〉

・輪ゴムで弾かれたような痛みがある

・全身脱毛の場合、施術時間は約2時間かかる

・産毛に反応しづらいケースがある

熱破壊式は高出力のレーザーを単発で照射するため、個人差はありますが輪ゴムで弾かれたような痛みを伴います。

また、ワンショットずつ照射していくため全身脱毛の場合は約2時間の施術時間を要します。

熱破壊式はメラニン色素の薄い産毛には反応しづらく、濃い毛と比べると十分な脱毛効果を発揮できないケースがあります。また、熱破壊式の中でもレーザーの種類による得意不得意があります。熱破壊式レーザーのうちアレキサンドライトレーザーは波長が短く、メラニン色素に吸収されやすい特徴があるため、色素が薄くレーザーが反応しにくい産毛の脱毛にも向いています。逆にYAGレーザーは産毛への使用は適していません。

◯蓄熱式レーザーとは

蓄熱式レーザーとは、低出力のレーザーを照射して毛根にあるバルジ領域を破壊する照射方法です。バルジ領域は近年新しく発見された器官で、毛を作る毛乳頭に向けて指令を出し、発毛を促す働きを持っています。

〈蓄熱式レーザーの効果〉

・痛みを感じにくい

・産毛にも効果がある

・幅広い肌質に対応している

蓄熱式レーザーは低出力で脱毛ができるため、肌への負担が少なく施術時の痛みも感じにくいとされています。

また、メラニン色素の有無に左右されず、皮膚全体にじっくりと熱を加えていくので、産毛のような細い毛にも高い効果を発揮します。

蓄熱式で用いられるダイオードレーザーは、幅広い肌質に対応できます。

熱破壊式では対応が難しい、肌の色が暗い方や肌が敏感な方であっても蓄熱式なら施術を受けられるケースがあります。

〈蓄熱式レーザーのデメリット〉

・脱毛効果を感じづらい

蓄熱式レーザーはじんわりと毛根に熱を与えて脱毛するため、脱毛効果に即効性はなく2週間~1ヶ月前後とかかります。

是非、脱毛の目的や毛質に合わせて脱毛方式を選ぶ際の判断材料にしてください。

アール脱毛クリニックでは、熱破壊式の『ジェントルマックスプロプラス』を使用しております。

レーザーはアレキサンドライトレーザー、YAGレーザー2種類の使用が可能で、患者様の毛質に合わせて最適なレーザーに切り替えながら施術を行っております。

個々の毛質や毛量によっても、適切な脱毛方式は異なります。 効率よく脱毛効果を得たい方は当院の事前カウンセリングを受けてみてください。

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